ろくろ体験でのコツ
ろくろを使った陶芸体験に興味のある方は多いのではないでしょうか。初めてろくろ体験に参加する方は、ろくろの動きに慣れるまで少々時間がかかると思います。
しかしコツさえ掴めば、簡単に作れるようになります。
こちらでは、ろくろ制作のコツをご紹介致します。
土は真ん中に置く
昔は人力で動かしていたろくろですが、電動ろくろが誕生した事で力の弱い女性でも気軽にろくろ体験を楽しむ事ができるようになりました。
ろくろ制作のコツの1つは、土をろくろの真ん中に置く事です。しっかりと真ん中にセットすれば、丸い形は比較的簡単に作る事ができます。
また形を整える際は、指を動かし過ぎてはいけません。指を固定するイメージで、土を動かして整える事がポイントです。
イメージよりも2割ほど大きく作る
作った器は、焼成したら小さくなってしまいます。そのため、イメージよりも2割程大きく作りましょう。
また、厚みが不十分だと焼成中に割れてしまう可能性があるため、厚めに作る事も大切です。厚みは最低でも5ミリ以上で制作しましょう。
手早く作り小さな作品は避ける
粘土は時間が経つと乾いてしまうので、できるだけ手早く作る事がポイントです。しかし、早く作ろうと気持ちが焦ってしまうと、手を動かし過ぎて成形に影響が出てしまうので気をつけましょう。
焦らず冷静に、落ち着いた心で作業を行う事が大切です。
また成形しやすいからと器のサイズを小さく作ると、釜の中で作品が紛れてしまう可能性が高くなるので、ある程度の大きさで作るのをおすすめ致します。