長崎が誇るテーマパーク「ハウステンボス」の魅力とは?歴史もご紹介

ハウステンボスについて
ハウステンボスは非常に有名な長崎のテーマパークです。これまでに数え切れないほど多くの観光客の方が楽しまれてきました。しかし、まだ行ったことがないという方も少なくないでしょう。そこで今回は、ハウステンボスについて、特徴や歴史、魅力などをご紹介いたします。これから行くという方も、これまで行ったことがある方もぜひ参考にしてみてください。

ハウステンボスの特徴について

まずはハウステンボスの特徴ですが、以下が挙げられます。

国大最大級の広さ

まずは国内最大級の広さを誇るテーマパークであるというのが特徴です。非常に広いと言われているディズニーランドの1.5倍ほどの面積となります。1日かけてじっくりと楽しむことも可能ですので、観光をするにはもってこいの場所と言えるでしょう。事前にどのように敷地内をまわるのかなどを決めていくことをおすすめします。そうすることで効率的にハウステンボスを楽しむことが可能となります。

ベストシーズンとは

観光地に行く際には、ベストシーズンを意識される方も多いでしょう。特定の時期だけしか楽しむことができない場合もあるため大切なことです。しかし、ハウステンボスに関してはベストシーズンはとくに決まっていません。一年を通して楽しむことができますので、季節ごとの変化を楽しみつつ気が向いたときに訪れるという形で問題ありません。

文化に触れる喜びもある

ハウステンボスには、ポルセレインミュージアムという施設が存在しています。「磁器の間」というドイツ・シャルロッテブルグ宮殿の空間を再現しているエリアです。古伊万里をはじめとする美しい磁器をご覧いただくことが可能となっています。その他にもギヤマンミュージアムもあるため、ガラス芸術などの文化に触れるという楽しみもあるでしょう。

ハウステンボスの歴史について

ハウステンボスの歴史について知ることで、より楽しめるようになるでしょう。花咲件佐世保にあるハウステンボスですが、1992年の3月に開業しました。ハウステンボスという名称はオランダ語で森の家を意味する言葉です。オランダの町並みなどが再現され、国内にいながらオランダの雰囲気を味わうことが出来る国内有数のテーマパークとなります。

開業から一時的衰退

開業直後は話題性もあり、数年は入場者数も順調でした。ところが4年後の1996年に達成した380万人を境に、減少し始めてしまいます。テーマパークにおけるよくある話ですが、話題性などが落ち着いた途端に急激に入場が減っていってしまうのです。その状況は回復することなく、最終的には経営難に陥ってしまいました。2003年にはとうとう、会社更生法の適用を申請するに至ります。

野村プリンシパル・ファイナンスによる再建

新たに支援会社として野村プリンシパル・ファイナンスが登場しました。2004年より、新体制での経営再建がはじまることになります。2006年度に海外からの顧客誘致をはじめ、アミューズメント施設の導入などの効果が出て、10年ぶりに前年度の入場者数を上回ることに成功するのです。ところが、2008年に発生したリーマンショックにより事態は一変します。世界的な不況のあおりを受ける形で海外からの顧客も減少し、経営状況も好転することはありませんでした。最終的に2009年に野村プリンシパル・ファイナンスは撤退します。

エイチ・アイ・エスによる再建

このままでは消滅してしまう運命にあったハウステンボスですが、長崎を訪れる観光客のうち約4割がハウステンボスを訪れていることなどから、佐世保市はあらためて再建に奮闘します。市による運営はノウハウ不足などもあり現実的ではありませんでした。そこで白羽の矢が立ったのがエイチ・アイ・エスです。設備の老朽化などにより修繕費用の負担がネックとなり交渉は難航していましたが、市や九州全体としての支援を条件にエイチ・アイ・エスは承諾し、ふたたび再建へと動き始めます。その後現在に至ります。

ハウステンボスの魅力について

ハウステンボスには以下の魅力が存在しています。

街並みの風景

オランダの街並みをそのまま再現した風景は魅力の一つです。その再現度の高さはオランダ王室が認めるほどです。なかなか気軽にオランダへ行くというのは難しいため、国内で雰囲気を楽しむことが出来るというのは大きな魅力となるでしょう。

バラや胡蝶蘭などの美しい花々

バラ園をはじめ、胡蝶蘭などさまざまな花が咲き乱れているというのもハウステンボスの魅力です。オランダの街並みに見事にマッチするその景観は素敵な思い出になること間違いなしです。

まとめ

オランダの町並みを再現しており、まるで海外にいるかのような雰囲気を楽しむことが出来るのがハウステンボスの特徴であり魅力です。モナコ公国と同じ大きさですので、まさに街と言っても過言ではないでしょう。その素晴らしさを存分に味わうためには実際に行ってみるのが一番です。興味はあるけど行ったことがないという方はぜひこの機会に行ってみましょう。

佐賀にある陶芸工房の「巧工房」では、ろくろを使った陶芸体験が可能です。手びねりの体験も可能ですので、ろくろをまだ使えないお子様でも安心して陶芸を楽しんでいただけます。西九州新幹線の開業に伴い、佐賀から長崎までアクセスが楽になりますので、ハウステンボスとセットで陶芸を楽しんでみるといいでしょう。団体の方も大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせください。